この中でも、エンジンルームは事故の危険性が最も高いため、点検が強化されている場所です。
プラグの状態、冷却水の流れ、排気ガスの点検、燃料漏れ、ファンベルト、電気配線の痛み具合など、綿密な検査が行われます。
所有者、使用者が行う日常点検においては、これらを全て行うのは不可能に近いので、ブレーキ液、冷却水、ウインドウォッシャー液、バッテリー液、エンジンオイルの各分量がちょうどいいかどうかを確認する程度が一般的です。
外装点検は所有者、使用者だけでも十分に可能です。フレームやボディーに傷がないかどうか、タイヤがたるんでいないか、表面に傷がないかどうか程度のチェックで大丈夫です。室内の点検は主に運転席付近のチェックになります。
ハンドルの操作具合、エンジンのかかり具合、ブレーキの効き具合、ブレーキを踏んだときの床との隙間、クラッチペダルの遊び、クラッチペダルを踏んだときの床との隙間などが検査されます。これらも所有者、使用者だけでも点検することが可能です。
足回りの点検はより細かいブレーキ機器のチェックになります。ブレーキマスターシリンダー、ホイールシリンダー、ディスクキャリバの液漏れ、ブレーキドラム、ブレーキディスクの磨耗など、専門的な知識がなければできない点検です。
自動車の日常点検は、全ての自動車所有者、使用者に定められている点検です。点検を車検に任せっきりにしてはいけません。今挙げた項目の中で、自分でできそうなものは日ごろからしっかり点検するようにしましょう。